先だって、運送管理システム を本社に導入済みのお客様が、当初の計画通りに、新たに20以上の拠点で弊社システムを導入することになりました。
経営トップの強い指示のもと新たなプロジェクトを結成いただき、各拠点の見える化と拠点合計で800台もの車両をより効率的に管理することがミッションとなりました。
お客様が抱えていた課題は以下の3点でした。
請求書発行に時間がかかる
月末になると、各拠点から紙ベースで情報を収集し、それを手作業で転記して請求書を作成していました。このため、請求書発行に最大10日間も要してしまうこともあったようです。
各拠点の状況が不透明
本社では、月末まで各拠点の実績等、状況を把握することができず、拠点の業務はブラックボックス化していました。
車両、ドライバーの非効率な活用
車両台数が多いにも関わらず、車両やドライバーの拠点間での応援が各拠点の担当者の一存で行われており、
結果リソースが有効活用できているとはいえないオペレーションが散見される状況でした。
全拠点に運送管理システム(LOGI-Cube EXPRESS)を導入することで本社~拠点間のリアルタイムのデータを始めとして、車両及びドライバーを促進する車両台帳システム、運転者台帳システム等のオプション機能導入を提案致しました。
上記に加え、次ステップでの課題であったコース別収支管理及び労働時間の見える化を実現する提案も行いました。
システム導入を初めて経験する拠点が多く、全体会議とは別に拠点ごとに打ち合わせを実施しました。 拠点ごとに異なる業務手順が多く存在し、予期せぬ課題が浮上することもありましたが、お客様本部や経営層の迅速な動きに助けられ、これらの課題はスピーディーに解決できました。
打ち合わせ開始からわずか9ヶ月で全拠点が本格稼働となりました。
請求書発行期間
手作業がなくなったため、大幅にスピードアップ。おおよそ、2日間程で請求書を発送できるようになりました。
各拠点の見える化
リアルタイムでの売上や労働時間の把握が可能になり、各拠点の運営効率が向上。これにより、人員の合理化を実現し、人件費の削減に成功しました。
資源の効率的活用
車両とドライバーの情報は、オプション機能導入で車両カルテや事故管理は見える化され一元管理が実現できました。
また、日々の配車計画にグラフを活用し、最適な配車を実現しています。
紙の使用量削減
紙の使用量は大幅に減少しました。これはシステム導入の副産物でしたが、とても喜ばれました。
取引先との連携強化
受注情報や配送状況の連携プロセスの自動化で作業効率向上、転記ミスをなくす。
お話を頂いたときにはスケジュール的にも訴求する効果においても厳しいものと想定しましたが、 関係者(プロジェクト)の熱意、各拠点担当者の前向きな取組みにより実現できました。 また、トップより提示されたゴールが「明確で」「わかりやすい」ものであったのも大きな要因でありました。
今回のお客様には「LOGI-Cube EXPRESS」を導入して頂きました。
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