2025年3月29日

物流における付帯作業とは?適正化に向けた行政の規定や負担を削減する方法を徹底解説!

付帯作業のイメージ画像

物流における付帯作業は「運ぶ」という本来の運送業務以外に発生する作業を指します。

国土交通省によれば、荷役作業、仕分け、梱包、検品などの業務がこれに該当し、平均で約50分、最長では180分もの時間を要することがあります。この作業はトラックドライバーにとって大きな負担となり、長時間労働や過労の原因となっているのです。特に2024年問題により時間外労働が法的に制限される中、付帯作業の適正化は急務と言えるでしょう。

近年、行政は運賃と料金の区別の明確化や付帯作業の記録義務化など、様々な規定を設けて改善を図っています。付帯作業には商品の付加価値向上や顧客満足度の向上といったメリットがある一方で、作業員の負担増加や業務効率の低下といった課題も存在します。これらの負担を削減するためには、作業内容の見直しや外注化が有効な手段です。 本記事では、物流現場における付帯作業の実態と課題、そして解決策について詳しく解説していきます。


物流における付帯作業とは?

付帯作業のイメージ画像

物流における付帯作業とは、本来の運送業務とは別の作業のことです。

国土交通省の定義によると、「品代金の取立て、荷掛金の立替え、貨物の荷造り、仕分け、保管、検収及び検品、横待ち及び縦待ち、棚入り、ラベル貼り、はい作業その他の運送業務に附帯して一定の時間、技能、機器等を必要とする業務」とされています。代表的なものには、荷役作業(積み下ろし)、荷物の仕分け、梱包・包装作業、ピッキング作業、検品作業などがあります。

これらの作業は物流の品質を保つために重要ですが、トラックドライバーにとっては大きな負担となり、長時間労働や過労の原因です。物流業界全体の課題として認識されており、適正化に向けた取り組みが進められているのが現状です。

トラック輸送状況の実態調査結果(概要版)_国土交通省

付帯作業にかかる時間の平均

付帯作業のイメージ画像

付帯作業にかかる時間は、国土交通省のデータによると平均で約50分、最長では180分に及ぶことがあります。特に多いのが「積込み作業」と「荷降し作業」で、荷降し作業においては全体の約14.3%が複数地点への対応を必要としており、時間がかかる要因となっています。

付帯作業の機械化も進んでおり、フォークリフトやパレットの利用が33%を占める一方、依然として30%は手作業で行われているのが現状です。多岐にわたる作業内容のため、業者ごとに対応方法は異なりますが、作業時間短縮には新技術の導入や適切な人員配置が欠かせないでしょう。

人手不足が深刻な現場では、自動化や機械化による作業負担の軽減と効率向上が期待されています。こうした取り組みが進むことで、ドライバーの労働環境改善にもつながるのです。


付帯作業と付随作業の違いとは?

付帯作業のイメージ画像

付帯作業と付随作業は似た言葉ながら、その役割と位置づけに明確な違いがあります。付帯作業は物流業務そのものに深く関わり、業務の効率や品質向上を直接的に目的とした作業です。荷物の仕分けや検品がこれに該当し、物流の品質確保と効率的な運営に不可欠な要素となっています。 仕分け作業では商品を正確に分類し、適切な配送先へ届けるための重要なプロセスを担っているのです。

これに対して付随作業は、物流業務を補完する形で行われる補助的な作業を指します。データ入力や書類整理などがこれにあたり、主にサポート業務として位置づけられています。

物流業務が円滑に進行するために必要ではありますが、直接的な物流品質への影響は付帯作業ほど大きくないと言えるでしょう。両者の違いを理解することで、業務の優先順位や効率化の方向性が明確です。

物流における付帯作業の具体例を解説!

付帯作業のイメージ画像

物流業界では、単純な荷物の輸送だけでなく、さまざまな「付帯作業」が発生します。これらの作業は直接的な輸送とは異なりますが、顧客サービスの向上や商品価値の増大に大きく貢献します。 ここでは、物流現場で日常的に行われている代表的な付帯作業を詳しく見ていきましょう。



01ラベル貼り

最も一般的な付帯作業の1つがラベル貼りです。バーコードやQRコード、JANコード、商品名、価格、成分表示など、商品に必要な情報のラベルを正確に貼り付ける作業です。 一見単純に思える作業ですが、貼り間違いや位置ずれが発生すると、在庫管理の混乱や誤出荷などの深刻なトラブルにつながる可能性があります。

特に食品や医薬品では、アレルギー情報や使用期限など重要な情報を含むラベルの貼り付けミスは安全上の問題を引き起こすこともあるため、高い精度と集中力が求められます。 また、商品の素材や形状によっては特殊な貼付方法が必要となるケースもあり、作業員のスキルや経験が問われる場面も少なくありません。


02検品

検品は、出荷前の品質保証として欠かせない付帯作業です。商品の個数確認はもちろん、破損や汚れ、異物混入などの品質チェック、正しい商品が選別されているかの確認など、多岐にわたる点検を行います。] 特に高額商品や精密機器では厳格な検品基準が設けられており、複数人によるダブルチェック体制を敷いている企業も少なくありません。

また、顧客からの特別な指示(例:ロット番号の確認、製造日の新しいものを優先するなど)に基づいた検品も含まれます。検品は人的ミスを防ぎ、顧客クレームを未然に防止する重要な役割を担っているため、マニュアル化された手順に従って慎重に実施することが求められます。 近年では検品作業の効率化のためにハンディターミナルやAIカメラなどのテクノロジーを活用する事例も増えてきました。


03販促物などの同封

販促物などの同封作業は、商品と共に各種パンフレットやカタログ、サンプル、クーポン券などを梱包する付帯作業です。商品そのものとは直接関係がないため利益を生み出す作業ではありませんが、顧客への追加情報提供や次回購入の促進に重要な役割を果たします。

同封物は顧客層やシーズン、キャンペーンによって頻繁に変更されるため、作業指示書との照合を徹底し、間違った販促物を入れないよう注意が必要です。また、納品書や保証書など必須書類の同封も含まれることが多く、これらの書類の欠落は直接的なクレームにつながります。

さらに複数の同封物がある場合は、入れ忘れや重複を防ぐための工夫や、効率的な作業動線の確保などが生産性向上のカギとなるでしょう。顧客満足度に直結する作業であるため、丁寧さと正確さの両立が求められます。


04セット作業

セット作業とは、複数の商品やパーツを組み合わせて1つの商品として出荷するための付帯作業です。ギフトセットや限定セット商品の構成、複数アイテムで構成されるキャンペーン商品の組み立てなどが代表例として挙げられます。

この作業では各構成品の数量確認はもちろん、品質チェックやセット後の見栄えなども重要なポイントです。季節商品やイベント商品では短期間に大量のセット作業が発生することも多く、人員の確保や作業スペースの確保が課題となるケースもあります。

また、セット内容が複雑な場合は作業指示書や見本の用意、作業員への事前教育も必要です。セット作業は単なる組み合わせにとどまらず、商品の魅力を高め、付加価値を創出する重要な工程であるため、細部まで気を配った丁寧な作業が求められます。最終的な仕上がりが直接顧客の目に触れるため、品質管理の意識が特に重要です。


05包装やのし付け

包装やのし付けは、特にギフト商品において重要な付帯作業です。商品をラッピングペーパーで包む、リボンやのしを付ける、メッセージカードを添えるなどの作業が含まれます。 これらは商品そのものの機能には影響しませんが、贈り物としての価値を大きく高める役割を果たします。季節やイベント(お中元、お歳暮、バレンタインデーなど)によって包装デザインや手法が変わることも多く、作業員には季節感やセンスも求められるかもしれません。

有料オプションとして提供されることが一般的ですが、顧客サービスの一環として無料で行う企業もあります。この作業は手作業による部分が大きく、効率化が難しい側面がありますが、丁寧な仕上がりが直接顧客満足度に影響するため、スピードと品質のバランスを考慮した作業設計が重要です。また、環境配慮の観点から簡易包装や環境に優しい素材の使用なども検討すべき点です。


06商品の修正や加工

商品の修正や加工は、製造工程で発生した軽微な不良の修正や、顧客の要望に応じた調整を行う付帯作業です。アパレル製品のほつれ修正やサイズ調整、家具の組み立てや部品交換、電子機器の初期設定など、製品カテゴリによって作業内容は多岐にわたります。これらの作業は専門的な知識や技術を要することが多く、一般的な物流作業員とは別に、専門スキルを持った人材が担当することが一般的です。

修正・加工作業は製品の品質を保証し、返品やクレームを減少させる重要な役割を果たしている作業です。また、顧客の特別な要望に応える「カスタマイズ」として付加価値を生み出すこともあります。製造元からの詳細な作業マニュアルや専用工具が必要となるケースも多く、作業環境の整備や技術研修なども含めた総合的な体制構築が求められます。


07タグ付け

タグ付けは、商品に価格や商品情報、ブランドロゴなどが記載されたタグを取り付ける付帯作業です。特にアパレル製品や雑貨などの小売向け商品では欠かせない作業となっています。

タグには商品管理用のバーコードやQRコード、素材や取扱い方法などの情報が記載されており、販売時や購入後の顧客にとって重要な情報源です。タグの取り付け位置や方法は商品ごとに細かく指定されていることが多く、例えば高級アパレル製品では「目立たない位置に繊細に取り付ける」といった繊細な作業が求められます。

また、近年ではRFIDタグの普及により、電子的な情報を含むタグ付けも増加しました。これらのタグは商品管理だけでなく、盗難防止や在庫管理の効率化にも役立っています。タグ付けは比較的単純な作業に見えますが、商品の見栄えや情報伝達に直接関わるため、正確さと美観の両立が求められる重要な付帯作業です。


付帯作業の適正化に向けた行政の規定を解説!

付帯作業のイメージ画像

物流業界では長らく付帯作業の扱いが曖昧なまま、適正な対価なしに行われることが問題視されてきました。この状況を改善するため、近年、行政は様々な規定を設けています。 ドライバー不足や長時間労働問題、2024年問題への対応も急務となる中、「サービスで付帯作業を行わせる」慣行に対して厳しい目が向けられるようになりました。ここでは、付帯作業の適正化に向けた行政の主な規定について詳しく見ていきましょう。



01運賃と料金の区別の明確化

国土交通省が定める標準的な運送約款では、運賃と料金を明確に区別することを求めています。運賃とは、貨物の輸送そのものに対する対価であり、一方で料金は付帯作業などの輸送以外のサービスに対する対価を指します。この区別により、本来の輸送業務とは別に発生する付帯作業について、適切な料金設定が可能です。

特に、荷役作業や検品作業などは輸送とは異なるサービスとして認識され、別途料金を設定することが推奨されています。これにより、運送事業者は付帯作業に対する正当な対価を受け取ることができ、長時間労働の是正にもつながる重要な規定といえるでしょう。


02付帯作業の記録の義務化

トラック運送業における書面化推進ガイドラインでは、運送事業者に対して付帯作業の内容と所要時間を記録することを義務付けています。具体的には、ドライバーが現場で行った付帯作業の種類、開始・終了時間、作業場所などを専用の用紙に記録し、荷主の確認を得ることが求められています。

この記録は、適正な料金請求の根拠となるだけでなく、将来的な業務改善や効率化の基礎データとしても活用することが可能です。さらに、記録を通じて付帯作業の実態が可視化されることで、過剰な作業依頼の抑制や、労働時間管理の適正化にも寄与する仕組みとなっているのです。


03積込料・取卸料に関する対価表

国土交通省は、トラック運送業における付帯作業の中でも特に頻度の高い積込み・取卸し作業について、標準的な対価表を公表しています。この対価表では、貨物の重量や荷姿、作業時間などに応じた料金の目安が示されており、運送事業者と荷主の間の料金交渉の参考となる資料です。

例えば、パレット積みの場合とバラ積みの場合では作業効率が大きく異なるため、それぞれに適した料金設定が提案されています。この対価表を活用することで、付帯作業に対する適正な料金設定が促進され、運送業界全体の健全な発展に貢献することが期待されているのです。


04書面による付帯作業の料金記載の義務化

貨物自動車運送事業法の改正により、運送契約を締結する際には、運賃と料金を明確に区分し、書面に記載することが義務付けられました。特に付帯作業については、作業内容ごとに料金を設定し、運送状や見積書などの書面に明記する必要があります。

この規定により、口頭での曖昧な取り決めが減少し、付帯作業に対する適正な対価の支払いが促進されるようになりました。また、書面化によって契約内容の透明性が高まり、運送事業者と荷主の間のトラブル防止にも効果を発揮しています。長年の業界課題であった「無償の付帯作業」の解消に向けた重要なステップといえるでしょう。


付帯作業を行う3つのメリットとは?

付帯作業のイメージ画像

物流における付帯作業は単なる追加業務ではなく、ビジネスに大きな価値をもたらします。荷物の輸送や保管という基本的な物流業務に加えて付帯作業を行うことで、企業はさまざまな面でメリットを得ることができます。ここでは、物流における付帯作業を行うことで得られる3つの主要なメリットについて詳しく見ていきましょう。



商品の付加価値を高めることができる

付帯作業の最も大きなメリットの1つは、商品自体の付加価値を高められることです。例えば、丁寧な検品作業によって商品の品質を保証したり、高級感のある包装を施したりすることで、同じ商品でもその価値は大きく向上します。特に贈答品や高級品を扱う場合、美しい包装や丁寧なのし付けは商品の印象を格段に良くする効果があります。

また、商品の機能面でも付帯作業は価値を高めることが可能です。例えば、セット作業によって複数の商品を組み合わせることで、単品では得られない便益を顧客に提供することができるのです。

さらに、タグ付けや説明書の同封などの作業は、顧客が商品を正しく使用するための情報提供となり、商品の使用価値を高めることにつながります。このように、適切な付帯作業は商品そのものの魅力を増し、結果として販売価格の向上や売上増加に寄与するでしょう。


顧客満足度が上がる

付帯作業は顧客体験を向上させ、満足度を高める重要な役割を果たします。例えば、ギフト用の美しいラッピングや季節に合わせた包装は、受け取った顧客に特別感を与え、喜びを倍増させることができます。また、販促物の同封やサンプル品の追加は、顧客に対する小さな驚きと感謝の気持ちを伝えることになり、ブランドへの好感度を高めるでしょう。

さらに、商品の検品によって不良品の混入を防ぐことは、顧客の信頼を獲得する上で欠かせません。万が一不良品が顧客の手元に届いてしまうと、顧客はがっかりするだけでなく、返品や交換の手続きという余計な手間を強いられます。

しかし、出荷前の徹底した検品により、そのような問題を事前に防ぐことができるのです。こうした細やかな配慮が顧客満足度を向上させ、リピート購入や口コミによる新規顧客の獲得にもつながります。


競合との差別化が図れる

現代のビジネス環境では、類似した商品やサービスを提供する競合他社との差別化が重要な課題となっています。付帯作業は、この差別化を実現するための効果的な手段です。例えば、同じような商品を扱っていても、オリジナルのラベルを貼付したり、特別な包装を施したりすることで、自社商品の独自性をアピールできます。

また、価格競争に巻き込まれがちな市場においても、付帯作業による付加価値の提供は有効な戦略です。価格だけでは他社に劣っていても、丁寧な検品体制や迅速な出荷準備、特別なギフトラッピングサービスなどを提供することで、顧客にとっての選択理由を創出することが可能です。このように、適切な付帯作業を戦略的に取り入れることで、競合他社との明確な違いを打ち出し、市場での優位性を確立することができるでしょう。


付帯作業を行う際の課題とは?

付帯作業のイメージ画像

物流業界において付帯作業は避けて通れないものとなっていますが、その実施には様々な課題が伴います。国土交通省の調査によると、付帯作業の平均発生時間は約50分にも及び、ドライバーや運送会社に大きな負担を強いているのが現状です。

また、料金体系の不透明さから、付帯作業に対する料金を収受できていない企業は全体の66.5%にも上ります。このような状況では、業務効率の低下や労働環境の悪化など、複数の問題が生じる可能性があるのです。



01作業員の負担が増える

付帯作業は運送業務の本来の目的である「荷物を運ぶ」という作業以外の業務であるため、作業員の負担を著しく増加させます。特にトラックドライバーにとっては、一日に複数の配送先を回る中で付帯作業が重なると、業務量が雪だるま式に増えていくでしょう。これにより、長時間労働や過重な負担を強いられることになり、心身の疲労蓄積につながります。

また、2024年問題により時間外労働が法的に制限される状況では、こうした負担増加はドライバー不足をさらに深刻化させる要因となっているのです。

02人手や材料費などのリソースが必要になる

付帯作業を行うためには、追加の人員配置や特殊な材料・機材などのリソースが欠かせません。例えば、ラベル貼りや包装作業では専用の資材が必要となり、検品やセット作業では追加の作業時間と人手が必要です。

こうしたリソースは本来であれば料金として回収されるべきものですが、前述の通り多くの企業が適切な対価を得られていない現状があります。その結果、運送会社は追加コストを負担せざるを得ず、経営を圧迫する要因となっているのです。

03業務全体の生産性が下がるリスクがある

付帯作業の増加は、物流業務全体の生産性低下を招くリスクがあります。本来の運送業務に集中できなくなることで、1日あたりの配送件数が減少し、車両や人員の稼働効率が悪化します。特に繁忙期には、付帯作業による遅延が配送スケジュール全体に波及し、予定通りの納品ができなくなる事態も発生しやすいです。

また、作業の種類によっては特殊なスキルが必要となり、教育コストや品質管理の負担も増加します。このように、付帯作業は短期的な対応としては有効でも、長期的には業務効率を著しく低下させる可能性があるのです。


付帯作業の負担を削減する方法を解説!

付帯作業のイメージ画像

物流現場では付帯作業が業務効率の低下や人的負担の増加をもたらしています。しかし、適切な対策を講じることで、これらの負担を大幅に軽減することが可能です。 ここでは、付帯作業の負担を削減するための具体的な方法として「付帯作業の見直し」と「外注化」という2つの方法を詳しく解説します。どちらの方法も現場の状況や会社の方針に合わせて選択することで、物流業務全体の効率化と生産性向上につながるでしょう。



01付帯作業を見直す

付帯作業の負担を削減するためには、まず現状を正確に把握することが重要です。荷主と運送会社が同じテーブルについて協議しながら、どこまでが本業でどこからが付帯作業なのかを明確に線引きする必要があります。

具体的には、すべての作業を項目化して書面に列挙し、両者の認識を一致させるプロセスが不可欠です。その上で、それぞれの作業について役割分担を明確にし、誰がどの作業を担当するのかを再検討します。

このようなプロセスを経ることで、不必要な付帯作業を特定したり、適正な費用負担ルールを設定したりすることが可能になり、結果として作業員の負担軽減と本来業務への集中が実現できるのです。


02付帯作業を外注する

付帯作業の負担を効果的に削減するもう1つの方法が外注化です。付帯作業は時間やコストをかける割に収益につながりにくいという特性があるため、アウトソーシングによって専門業者に委託することで大きなメリットが得られます。

特に工場内に付帯作業を行うスペースがない場合や、専門的な知識・技術が必要な作業の場合は外注化が有効です。外部企業に付帯作業を委託することで自社スタッフは本来業務に専念でき、全社的な生産性向上につながります。

また、繁忙期と閑散期の波がある場合でも、外注先の調整によって柔軟に対応できるため、人員配置の最適化も実現できるでしょう。


付帯作業をアウトソーシングする3つのメリットとは?

付帯作業のイメージ画像

物流現場における付帯作業は業務効率を圧迫する要因となりがちですが、すべてを自社内で解決しようとすると限界があります。特に荷主企業や顧客からの要望に基づく付帯作業は簡単に削減できないケースも多いでしょう。

そこで注目したいのが「アウトソーシング」という選択肢です。物流業務の専門会社に付帯作業を委託することで、多くの課題を解決できる可能性があります。ここでは、付帯作業をアウトソーシングすることで得られる具体的なメリットを3つのポイントから詳しく解説します。


01作業員の負担が減り生産性が向上する

付帯作業をアウトソーシングする最大のメリットは、自社スタッフの作業負担が大幅に軽減されることです。これにより作業員は荷物の積み下ろしや配送といった本来の物流業務に集中できます

特に繁忙期には付帯作業が積み重なることで残業時間が増加し、従業員の疲労やストレスにつながるケースも少なくありません。外部委託によってこの問題を解消すれば、スタッフの心身の負担軽減だけでなく、コア業務へのリソース集中が可能となり、結果的に全社的な生産性向上に直結するでしょう。


02物流業務のプロに任せることで品質が向上する

物流アウトソーシングを専門とする企業は、ラベル貼りや検品、セット作業など様々な付帯作業において豊富な経験とノウハウを持っています。彼らは効率的な作業手順やチェック体制を確立しており、自社で行うよりも高い精度で作業を遂行できることが多いのです。

特に検品作業などでは、専門的な目を持つスタッフが担当することで、不良品の見逃しや誤出荷などのミスを最小限に抑えられます。こうした品質向上は顧客満足度にも直結し、クレームの減少やリピート率の向上にもつながる重要なポイントとなるでしょう。


03ビジネス規模の拡大や縮小にも対応できる

物流業務の特徴として、季節変動や特定イベントに伴う繁閑の差が大きいことが挙げられます。自社のみで対応しようとすると、繁忙期には人員不足、閑散期には余剰人員が発生しやすいです。アウトソーシングを活用すれば、こうした業務量の変動に応じて柔軟にリソースを調整することが可能です。

また、新商品の取り扱い開始や事業拡大による付帯作業の増加にも迅速に対応できるため、ビジネスチャンスを逃さず成長戦略を推進できるでしょう。さらに、必要に応じて委託範囲を調整できるため、経営状況に合わせた最適なコスト管理も実現できます。


まとめ

コラムのまとめのイメージ画像

物流における付帯作業とは、運送業務以外の荷役、仕分け、梱包、検品などを指し、ドライバーの負担となることが多いです。平均50分、最長180分かかることもあり、業務効率に影響を与えます。

近年、行政による規定整備が進められ、付帯作業の適正な対価を得るための措置が講じられています。一方で、作業負担の増加や生産性低下の課題もあり、外注化が負担軽減や品質向上の有効な手段として注目されています。

物流業務の効率化を実現するなら、株式会社コモンコムが提供する「LOGI-Cube」がおすすめです。「LOGI-Cube EXPRESS」による運送管理、 「LOGI-Cube STORAGE」による倉庫管理、 「LOGI-Cube PORT」による輸出入管理など、各分野に特化したモジュールで物流業務全体の最適化と「見える化」を実現します。付帯作業の管理も含めた総合的な物流ソリューションで、貴社の業務効率化をサポートいたします。

詳しくは運送システムのコモンコムをぜひチェックしてください。




LOGI-Cubeの運送管理システム「EXPRESS」







お問い合わせフォーム

システムに関するお問い合わせは下記フォームよりお願いいたします。

 資料を希望 
 連絡を希望 
 デモンストレーションを希望 
 個人情報の取扱いに同意 *必須 ⇒  個人情報の取り扱いの確認

Address/住所